実店舗オーナーがネットショップを始めるなら?BASE・STORES・Squareを比較してわかったこと
「ネットでも買えるようにしたい」
お客さんからそう言われたことはありませんか。
閉店後や定休日に「あれ、また買いたいな」と思っても、実店舗にしか売り場がなければ買えません。深夜にInstagramで商品を見かけて「欲しい」と思っても、翌日には忘れている。
実店舗しか持っていないということは、営業時間の外にいるお客さんを全員取りこぼしているということです。
ネットショップを開設すれば、あなたの店は24時間365日オープンになります。しかも今は、初期費用0円・専門知識不要で始められる時代です。
ただし、サービス選びを間違えると後で面倒なことになります。
無料で始められるネットショップ3サービス
実店舗オーナーが候補にするのは、だいたいこの3つです。
| BASE | STORES | Square オンラインビジネス | |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 月額(無料プラン) | 0円 | 0円 | 0円 |
| 決済手数料 | 6.6%+40円 | 5.0% | 3.6% |
| 実店舗との在庫連動 | ✕ | ✕ | ○(自動) |
| テイクアウト注文 | ✕ | ✕ | ○ |
| Instagram連携 | ○ | ○ | ○ |
| 対象 | ネット専業向け | ネット専業向け | 実店舗+ネット併売向け |
3つとも無料で始められる点は同じですが、決定的な違いが一つあります。
実店舗オーナーが見落としがちな「在庫連動」問題
BASEとSTORESは、もともとネット専業ショップ向けに作られたサービスです。
つまり、実店舗のレジとネットショップの在庫が連動しません。
これが何を意味するか。
店頭で商品が売れても、ネットショップの在庫数は減らない。
結果、ネットで注文が入ったのに在庫がない「売り越し」が発生します。お客さんに「すみません、在庫切れでした」と連絡する羽目になり、信用を失います。
これを防ぐには、店頭で何か売れるたびに手動でネットの在庫を更新する必要があります。1日に何回?毎日?
現実的に、これを続けられるでしょうか。
スタッフが何人もいる店舗ならまだしも、一人で店を回している個人事業主がレジのたびにパソコンを開いて在庫を更新する。忙しい時間帯にそんな余裕はありません。
Squareなら在庫が自動で連動する
Squareオンラインビジネスは、Square POSレジと完全連動しています。
店頭でSquare POSを使って商品を売ると、ネットショップの在庫が自動的に減る。ネットで注文が入れば、POSの在庫にも反映される。
手動更新は不要。売り越しリスクはゼロ。
これがBASE・STORESにはない、Squareの最大の強みです。
しかも、店頭売上とネット売上が一つのダッシュボードで一元管理されるので、「今月の売上はいくら?」「ネット経由の売上の割合は?」がひと目でわかります。
決済手数料の差も見逃せない
もう一つ注目すべきは決済手数料の差です。
| サービス | 手数料(無料プラン) |
|---|---|
| BASE | 6.6% + 40円 |
| STORES | 5.0% |
| Square | 3.6% |
月10万円の売上があった場合:
- BASE:6,640円(+ 振込手数料)
- STORES:5,000円
- Square:3,600円
年間にするとBASEとSquareで約3万6,000円の差になります。個人店にとって、この差は小さくありません。
あなたの月間売上で手数料がいくらになるか、具体的に試算できます。 → キャッシュレス導入コスト計算機
じゃあBASE・STORESは誰向け?
誤解のないように言うと、BASEとSTORESが悪いサービスということではありません。
ネット専業で販売する人、つまり実店舗を持たずにECだけで商売をする人にとっては、BASEもSTORESも優秀な選択肢です。
- ハンドメイド作品をネットだけで売りたい → BASE / STORES
- イラストやデジタルデータを販売したい → BASE / STORES
- 実店舗は持たず、完全にオンラインだけ → BASE / STORES
ただし、実店舗を持っていて「ネットでも売りたい」という場合は、在庫連動のないサービスを選ぶと運用が破綻します。
実店舗オーナーにSquareが向いている理由まとめ
改めて整理すると、実店舗オーナーがSquareを選ぶ理由は以下の通りです。
- 在庫が自動連動 — 手動管理不要、売り越しリスクなし
- 決済手数料が最安 — 3.6%(BASE比で約半額)
- テイクアウト注文対応 — 飲食店なら事前注文・事前決済も可能
- Instagram連携 — 投稿に商品タグをつけて直接購入ページへ誘導
- 対面決済と一元管理 — 店頭のPOSレジとネットの売上を1つの画面で把握
- 月額0円 — 無料プランで始めて、合わなければやめればいい
在庫連動やテイクアウト対応など、Squareオンラインビジネスの機能について詳しくはこちらで解説しています。
Instagramのフォロワーを売上に変える
「Instagramのフォロワーは増えてきたけど、売上には繋がっていない」
そんな悩みを持つ店舗オーナーも多いはずです。
Squareのネットショップなら、Instagram投稿に商品タグを付けられます。お客さんが投稿を見て「欲しい」と思ったら、タグをタップするだけで購入ページへ。
「欲しい」と思った瞬間に買える導線を作ることで、SNSのフォロワーを売上に変えることができます。
さらに、既存客へのリピート販売を強化したいなら、LINEでのネットショップ運営も選択肢に入ります。LINEの友だちに直接商品を届けられるので、新規集客はInstagram、リピーターはLINEという使い分けも有効です。
すでにSquareの対面決済を使っているなら
もしあなたがすでにSquareで対面決済を導入しているなら、ネットショップの開設は5分で終わります。
Squareのダッシュボードから「オンラインビジネス」を有効にして、商品情報を登録するだけ。追加の契約や審査は不要です。
すでに登録している商品情報はそのまま引き継がれるので、一から入力し直す手間もありません。
まだSquareの対面決済を使っていない方は、まずはそちらから始めるのもおすすめです。
Squareの対面決済について知りたい方はこちらもご参考ください。
よくある質問(FAQ)
ネットショップを開設したら、毎日パソコンに張り付く必要がある?
いいえ。注文が入ればスマホに通知が届きます。商品を梱包して発送するだけなので、店の営業の合間に対応できます。Squareの場合、在庫管理も自動なので「パソコンで在庫を更新する」作業すら不要です。
商品写真はプロに撮ってもらう必要がある?
スマホで十分です。自然光で撮影して、背景をシンプルにするだけでも見栄えは大きく変わります。最近はスマホのカメラ性能が上がっているので、プロに頼まなくても「買いたくなる写真」は撮れます。
送料の設定はどうすればいい?
全国一律送料にするのが一番シンプルです。商品価格に送料分を含めて「送料無料」と表示する方法もあります。お客さんは「送料別」よりも「送料無料」の方が購入ハードルが下がります。
実店舗のある地域以外にも発送する必要がある?
ネットショップの醍醐味は商圏が全国に広がることです。ただし、最初は配送に慣れるために地元からスタートするのも一つの方法です。
まとめ:「もう一つの店舗」を月額0円で持つ
実店舗にネットショップを加えることは、もう特別なことではありません。
大事なのはサービス選びです。
- ネット専業 → BASE / STORES
- 実店舗+ネット併売 → Square オンラインビジネス
特に実店舗オーナーが見落としがちな在庫連動は、運用を続ける上での生命線。ここを妥協すると、あとから手作業地獄になります。
月額0円なので、まずは始めてみて「合わなければやめる」ができます。リスクはありません。実店舗との在庫連動や決済手数料の低さが気になった方は、Squareの公式サイトで詳細を確認してみてください。
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エム
IT業界で10年以上の実務経験を経てフリーランスに。青色申告・開業届・相続手続き・資産運用など、お金まわりの実体験をもとに発信しています。
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